新たな価値基準の提案
あなただけの一杯を探す旅。
焙煎人が届ける"多彩なコーヒー"の飲み比べセット
カフェ ラヴニール
2024年1月15日~3月10日
100,000円
152,000円
2010年大阪堂島で創業。
「スペシャルティコーヒーを用いた、よき昭和の喫茶店のリメイク」をコンセプトとし、店内に焙煎機を設置したロースタリーカフェの先駆けとして注目された。現在はメニューをコーヒーのみに特化して、流行に左右されない手作りの良さを伝えている。
コーヒーは愛好家が多く存在する一方、例えば原材料がどのように栽培され、どのようにお店に届き、どういった技術で焙煎され提供されているのか、といった点にはあまり着目されていない。
コーヒーに関わる職種の多くは「技能職」であり、消費者に届くコーヒーは高度な技術に支えられている。
しばしばコーヒーはメディアを通じて流行するものの、その多くが一過性のものに過ぎない。カフェ ラヴニールはそういった「流行」にしばられず、一人一人のお客様がその嗜好に合ったものを信頼のおける店で買い求められるような「文化」の醸成を目標に様々な取組を行っている。
中央会が手配してくれたページ作成の専門家と対話をする中で「想い」を伝える難しさを知る事ができました。
当初考案した文章では「最後まで読んでもらえない」と何度も修正しました。修正を繰り返すうちに、お客様を前にした「もの」を介したコミュニケーションと、お会いしたことのない読者との「文字」と「写真」のみのコミュニケーションを同じように考えてしまっていたことに気づきました。
この気づきは、今後私自身の考えや想いを伝えていくうえでとても大切なことだったと思います。
今回のMakuakeでのプロジェクトは初めてだったということもあり、読者の期待に沿えているかどうか未知数なところがあります。そのため、今後検証を行い「伝える手法」についてのブラッシュアップが必要だと感じています。
また、今回のプロジェクトでは専門家の方、中央会の担当者様ともに職業人としての気風(誠実に仕事を遂行する姿勢)を感じたことが印象的でした。
今回のプロジェクトでは、コーヒーを「文化」として捉えていただき、「コーヒーに『焙煎人(作り手)』という新しい価値の軸をつくる」ことを目標に実施に踏み切りました。
同時に、スペシャルティコーヒーの本来の価値を信頼のおけるお店で買い求められるような「コーヒー文化」の実現について市場に問うてみたい思いもありました。
こういった考えは、例えば「キッチンカーを購入したい」といった具体的な目標ではないため、何をどう発信すればより多くの方に届くのか、専門家の方と何度も話合い試行錯誤を重ねました。
伝えたいことは明確にある中で、どういった手法がより効果的なのか、今後も検討が必要だと考えています。
合理化が進む時代で、効率は悪くとも作るべきものを作っていくという決意を確認できました。
これまでは、店舗での商品を介したコミュニケーションが中心でしたが、今回のプロジェクトのように「対面ではないコミュニケーション」にも継続して取組み、ECサイトの運営などに活かしていきたいと思います。
また、これからの取組は継続しながらも次の時代を担う若い世代との関わりを増やしていけたらと考えております。
このプロジェクトは、これまであまり注目されてこなかった「焙煎人」という存在に光を当てる試みでした。コーヒー豆を適切に焙煎することが、豆の風味を引き出す上で極めて重要な工程であり、焙煎人の技術と経験がコーヒーの味を大きく左右するということを改めて認識させてくれました。そういった焙煎人の役割と価値を顕在化させたことは、コーヒー文化に新たな視点を提供するものでした。
一方で、このような新しい価値観をどのように効果的に発信していくかについては、まだ検討の余地が残されています。対面でのコミュニケーションとWebでの情報発信では伝え方が異なり、最適な手法を見つけきれていないことが課題となっています。しかし、プロジェクトを通じて得た経験と気づきを活かせば、必ずや分かりやすい伝え方が構築できるはずです。
焙煎とその担い手である橋本氏を尊重し、誇りを持って仕事に取り組める環境を整備することが、これからのコーヒー文化の発展に欠かせません。焙煎技術の継承と向上を願っています。
このプロジェクトは、これまであまり注目されてこなかった「焙煎人」という存在に光を当てる試みでした。コーヒー豆を適切に焙煎することが、豆の風味を引き出す上で極めて重要な工程であり、焙煎人の技術と経験がコーヒーの味を大きく左右するということを改めて認識させてくれました。そういった焙煎人の役割と価値を顕在化させたことは、コーヒー文化に新たな視点を提供するものでした。
一方で、このような新しい価値観をどのように効果的に発信していくかについては、まだ検討の余地が残されています。対面でのコミュニケーションとWebでの情報発信では伝え方が異なり、最適な手法を見つけきれていないことが課題となっています。しかし、プロジェクトを通じて得た経験と気づきを活かせば、必ずや分かりやすい伝え方が構築できるはずです。
焙煎とその担い手である橋本氏を尊重し、誇りを持って仕事に取り組める環境を整備することが、これからのコーヒー文化の発展に欠かせません。焙煎技術の継承と向上を願っています。
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